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ロードバイクやクロスバイクを乗り始めて、インターネットで色んな記事を読んでいると、「ギア比」なんて言葉を目にします。

この「ギア比」って何の事だろうと調べてみると、あやふやだった解釈が簡単に解決されました。

ギア比とは

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自転車には前後(クランク部分と後輪の中心)にスプロケット(歯車)があり、それらをチェーンで繋いでいますよね。
その2つのスプロケット(歯車)の歯数の比の事を「ギア比」といいます。

スプロケットの歯数はそれぞれ異なっていて、その歯数のバランスによってペダリングや速度にも直接影響しています。

「ギア比」「歯数比」「ギヤ比」「ギアレシオ」などと呼ばれる事もありますが、全て同じ意味です

歯数の表記

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スプロケットを見てみると、それぞれに「14T」などのように数字と単位が記されています。
これは歯数を表していて、「T」は歯の「teeth」からきています。

「14T」であれば、歯数が14個のスプロケットという意味です。

又、「T(ティ)」が漢字の「丁(ちょう)」にも似ている事から、「14丁」という言い方をする場合もあります。

ギア比の割り出し方

私の自転車の場合、クランクスプロケットが42Tです。
仮に後輪スプロケットも42Tだとしたら、比率は1:1ですよね。

その場合のギア比を「1」と表します。

すなわち、クランク1回転に対し、後輪も1回転するという仕組みです。

クランクスプロケットの歯数が多く、後輪スプロケットの歯数が少ない場合、クランク1回転に対してタイヤは1回転以上回るという事になりますよね。

例えばクランク側が42T、後輪側が21Tであれば、クランク1回転で、タイヤは2回転しますよね。

この場合のギア比は「2」となります。

ギア比が高くなればペダリングは重くなりますが、1回転での進む距離は長くなるという事です。

計算式としては
[ギア比]=[クランクスプロケット歯数] / [後輪スプロケット歯数]

となります。

次は、クランク1回転で実際にどれくらいの距離を進む事が出来るのかを計算してみます。

ギア比と距離の関係

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クランク1回転で進む距離を割り出すには、タイヤの外周長を知る必要があります。

タイヤの外周長=[タイヤ外径]×[3.14(円周率)]

※タイヤ外径はこちらからチェックできます。
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tire_size.html

私のクロスバイクは32Cのタイヤを履いていますので、タイヤ外径は686mmです。
従ってタイヤ外周長は
686mm×3.14=2154.04mm
となります。

タイヤ1回転で進む距離は約2.15メートルですね。

ではギア比と距離の関係を割り出していきます。

計算式はこんな感じです。
[タイヤ外周長]×[ギア比]=進む距離(mm)

先程計算したように、私のクロスバイクの外径は686mmですので
外周長は686×3.14=2154.04mm

クランクスプロケットの歯数は42T
後輪スプロケットで一番小さいのは12T
ギア比は42÷12=3.5

これらの条件を計算式に当てはめると…

[2154.04mm]×[3.5]=7539.14mm

クランク1回転で約7.53メートル進むという事です。

改めて計算してみると凄いですね。
今日初めて知りました(笑)

これを知ってどうなるの?

そこも大事なポイントですよね。

この「ギア比」の関係を知る事で、ギア比の最適化が図れます。
自分に合ったギア比に変える事が出来るという意味です。

例えば私の場合、
フロントはシングル、後輪スプロケットは7速です。
一番重いギアにも慣れてきて、最近は「もう少し重くしてみたいな」なんて思ったりもします。

そんな時に、例えばクランク側のスプロケット(42T)を、更に歯数の多いものに変える事で、解決できたりもします。

42Tから46Tにしたらどれくらい変わるのかなど、計算式に当てはめて考える事ができます。

更には
このギア比で、どれくらいのペースでクランクを回転させれば、時速何キロのスピードが出る。なんて事も計算ではじき出せるようになります。

面白いですよね。
それに関してはまた別のタイミングで。